こんばんは!
名古屋市天白区の小児矯正専門歯科医院 ほりえこども歯科クリニックの堀江将史です。
今日は共働きの子はむし歯になりやすいって本当?というタイトルでお話をしたいと思います。
今現在、共働きの家庭が増えているというのはみなさんご存知かと思います。
ぼくはというと夫婦二人とも歯科医師であり、3ヶ月から保育園に子どもを預けているバリバリの共働き夫婦です。
そんな共働き家庭の子どもたちがむし歯になりやすいかどうか。
その答えは〇かと思います。
エビデンスがあるわけでもないですが、その環境を考えると(実際に体験すると)その答えは〇にせざるを得ないと思います。
その理由を2つ挙げてみたいと思います。
①ジジババに預ける頻度が高くなる
②仕上げの歯磨きをする時間が取りにくい
解説していきます。
①ジジババに預ける頻度が高くなる
ジジババ(僕の父・母含む)孫に好かれるために必死に接してくれます。
その孫が一番喜ぶもの、それは食べ物(おやつ・ジュース)です。
ジジババに預ける頻度が多くなればなるほど、子どもたちは間食の頻度が増えてしまうと思います。
※最近、娘と2人でラジオ体操に休みの早朝出かけていますが、見知らぬジジババでさえ必ずおやつをくれます。写真↓
これについてですが、ジジババは孫をむし歯にしたくておやつをあげているわけではありません。そのためぼくはできるかぎり目をつむるようにしています。これは孫とジジババの大切なコミュニケーションであり、そのつながりを壊してまで禁止するものではないと思うからです。
お父さん、お母さんはそれを禁止するのではなく、食べさせ方に気を付けてほしいです。
たとえばおやつを与えるならできるかぎり砂糖を含まないものをお願いする。
またダラダラ与えるのではなく、すぐに食べきれる量を与える。などです。
②仕上げの歯磨きをする時間が取りにくい
共働き夫婦は忙しいです。仕事に育児に家事にやることはたくさんあります。
そんな中、寝る前に子どもも嫌がる歯磨きをしようとしても、なかなかしっかりできませんよね。
どうしても雑な仕上げ磨きになってしまいますし、親たちも歯を磨くのだけで疲れ切ってしまいます。
そんな共働き夫婦にはぜひフッ素に頼ってほしいと考えています。
むし歯予防に歯磨きを頑張っていますとお話されるお父さんお母さんは多くいます。
しかし、そんな小さいころから歯磨きを頑張る必要はありません。
それよりもフッ素の使用が非常に重要です。オススメの歯磨き粉についてはコチラのブログをご覧ください。さらに上に書いた飲食回数を意識されるといいかと思います。
僕も小児歯科医のくせに、自分の娘の歯磨きはそんなに頑張っていません笑
以上が共働きの子はむし歯になりやすい2つの理由です。
もっと具体的なアドバイスが欲しい共働き夫婦の方がいらっしゃったら、ぜひ当院にお越しください。
ほりえこども歯科クリニック
堀江将史