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食事中の姿勢は歯並びに影響する!?

  • 管理栄養士ブログ

こんにちは!ほりえこども歯科クリニック管理栄養士の中川です!

 

心地の良い秋が一瞬で過ぎ去り寒さが増してきました。鍋が美味しい季節になりましね。あっという間に今年も残すところあと1ヶ月です。インフルエンザかなり流行っていますので、適度に休息をとりながら最後の1ヶ月を乗り切りたいですね!

 

 

さて今日のテーマは食事中の姿勢についてです。

食べ物をしっかり噛むために姿勢は重要です。大人になってからも食事マナーにおいてとても大事ですが、実は歯並びにも影響することを知っていましたか?

前回までの離乳食シリーズでも少し触れましたが、より詳しくお話していきたいと思います。

 

 

食事中の姿勢で気を付けるポイントは大きく3つです。

 

・足の裏が床にぴたっとついていること

・首と背筋が曲がっていないこと

・体とテーブルの距離が合っていること

まず一つ目は足の裏が床にぴたっとついていること

足がぶらぶらしていると体が安定せずしっかりと噛むことができないためあごが十分に発達しません。あごの発達が阻害されるとスペースが不足し歯が並びきらなくなる恐れがあります。そのため、行き場を失った永久歯が傾いて生えてきたり、がたつきが出てしまいます。

あごをきちんと発達させるにはよく噛んで食べるのはもちろんのこと、姿勢も関係しているということを覚えておきましょう。

 

 

 

二つ目は首や背筋が曲がっていないこと

猫背になるとあごが上がり自然とお口が開いてしまいます。そのため風邪をひきやすくなったり、お口が乾くことで唾液の量が減りむし歯のリスクが高まります。

また、食事中にテレビがついていたり、気が逸れるものがテーブルに置いてあると姿勢はどうしても傾いてしまいますよね。横を向いて食べると、向いた方の歯で噛む癖がついてしまい、噛み合わせに影響を及ぼす恐れがあります。食事に集中できる環境で、まっすぐ前を向いて食べること、とっても大事です。左右バランス良く噛むことを意識しましょう。

そしてこれは離乳食期でも注意していただきたいです。

赤ちゃんに食べさせる時は、横からではなく必ず正面に座って食べさせるようにしましょうね。

 

 

最後は体とテーブルの距離が合っていること

テーブルとの距離は近すぎても遠すぎてもダメです。こぶし1個分と覚えましょう。

また、食器の位置は遠すぎると自然と前屈みになり姿勢は悪くなってしまうためほどよい距離で無理なく食事をしましょう。

 

 

以上の3つが気を付けるポイントです。

理想ばかりをつらつらと並べましたが、食事は何よりも楽しい雰囲気でするのが一番です。たまの外食など、特別な時間の中でも神経質になる必要はありません。家でのいつもの食事の中で習慣にすることがとても大切なのです。

 

 

そして姿勢にプラスして噛む回数にも気を付けられるとよりGoodです!

30回を目標に、たくさん噛む習慣をつけましょう。

 

 

ほりえこどもクリニック

 

管理栄養士 中川

 

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